練習場のあなたを見て、シングルだと思わない人はいないでしょう。理論を学び、計画を立て、堅実に積み上げる。練習量と知識量は16タイプの中でも間違いなくトップクラスで、その努力はすでに確かな土台になっています。技術だけを見れば、今のスコアより数打上の実力が、もうあなたの体の中にあるのです。
だからこそ、もったいない。本番になると、練習場のあの美しいショットがどこかへ行ってしまう。真面目な人ほどスコアを意識しすぎて、練習の自分をロッカーに置いてきてしまうんです。あなたに足りないのは技術でも努力でもなく、練習の自分を本番に連れて行く仕掛けだけです。
思い当たるラウンドが、いくつかあるのではないでしょうか。前半で崩れて、後半になってようやく練習場のスイングが戻ってきて、「最初からこれで回れたら」と帰りの車で唸った日。あの後半のあなたが、本当のあなたです。