全部を平均的に上げようとはしない。あなたはそういうゴルファーです。苦手を潰して回るより、得意な一点を誰にも負けないところまで持っていくほうが、結果が出ると知っている。「この距離、このクラブなら任せてほしい」と言えるものが、あなたには少なくとも一つあるはずです。
理屈は使いますが、必要な分だけです。レッスン動画も理論書も一応チェックする。でも全部は取り込まない。自分の武器の精度が上がる話だけをすっと抜き取って、あとは忘れる。この選別の速さは、実はゴルフで一番大事なセンスかもしれません。
決められたメニューを順番にこなすのは、正直あまり好きではないでしょう。それでも武器の練習だけは、誰にも言われずに続いている。集中投下できることが、あなたの強さの正体です。
コースでの傾向と強み
あなたのゴルフは、自分の土俵に持ち込む組み立てでできています。武器が100ヤードのウェッジなら、2打目は無理に伸ばさず100ヤードを残す。得意が低いフェードなら、それが使えるティーの立ち位置を選ぶ。番手や距離を「与えられたもの」として受け取るのではなく、自分の得意が出る形に寄せていく。地味に見えて、これはかなり高度なスコアメイクです。
そして武器を使う場面での再現性が、とにかく高い。同じ距離、同じ状況なら、何度打ってもほぼ同じ球が出ます。プレッシャーがかかった場面でもテンポが変わらないのは、その一打だけは体に染み込むまで打ってきたからです。同伴者が「あの場面はあなたに任せたい」と言うのは、そこに計算できる一打があると知っているからです。
