「一緒にラウンドすると、その人の本当の性格がわかる」。ゴルフ好きの間でよく語られる言葉です。普段は温厚な上司がOBの後に無口になったり、慎重なはずの友人がドライバーだけは異様に強気だったり。ゴルフのあるあるを思い返してみると、そこにはプレーヤーそれぞれの性格が驚くほど素直に出ています。
この記事では、「わかる」と思わずうなずいてしまうゴルフあるあるを場面別に集めながら、その裏にある性格の傾向を読み解いていきます。同伴者の顔を思い浮かべながら読むもよし、自分に当てはめてドキッとするもよし。読み終わる頃には、次のラウンドがすこし違って見えるはずです。
先に結論をお伝えすると、あるあるは単なる笑い話ではなく「その人がプレッシャーや失敗にどう反応するか」の縮図です。だからこそ、自分がどのあるあるに当てはまるかを知ることは、スコアメイクのヒントにもなります。
ティーイングエリアで性格が出るあるある
1打目を打つ前の数十秒は、性格がもっとも出やすい時間かもしれません。
- 素振りの回数がいつも決まっている人。ルーティンを守りたい几帳面タイプです
- 「今日は振らないで置きにいく」と宣言してからフルスイングする人。理性より闘争心が勝つタイプといえます
- 前の組が見えなくなるまで絶対に打たない慎重派と、「届かないから大丈夫」と言い切る楽観派
- ハザードの位置を全員に共有してくれる人。仕事でも段取り上手なことが多いのではないでしょうか
面白いのは、同じ「待ち時間が長い」でも理由が分かれることです。リスクを整理している人もいれば、単に緊張で足が止まっている人もいます。外から見えるあるあるは同じでも、心の中はまったく別、というのがゴルフの奥深さです。

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ミスした後のリアクションに本性が表れる
ナイスショットのときは誰でも笑顔です。性格の違いが際立つのは、むしろミスの後ではないでしょうか。
- OBの瞬間、クラブを見つめて「今のは道具のせい」という顔をする人
- 「今のは練習」と自分に言い聞かせて、打ち直しで本当にナイスショットする切り替え上手
- 3パットの後、次のホールのティーショットまで引きずってしまう人
- ミスの原因をその場でスイング解説し始める分析家タイプ
引きずるタイプの人は、真面目で向上心が強いことの裏返しでもあります。ただ、悔しさを引きずったまま何ホールも過ごすと、せっかくの1日が苦行になってしまいます。心当たりがある方は、ゴルフが楽しめないと感じる原因を掘り下げた記事も参考になるはずです。
一方で、ミスを笑い飛ばせる人が常に有利かというと、そうとも限りません。原因を振り返らないまま同じミスを繰り返すのは、楽観タイプが陥りやすい落とし穴です。
スコアと申告にまつわるあるある
スコアの扱い方にも、その人らしさがにじみます。
- 「今の何打だっけ?」と聞かれて、記憶が曖昧なのに即答する人と、指を折って数え直す人
- 隠しきれないほど叩いたホールで「もうトリプルでいいや」と自己申告がざっくりになる人
- ハーフが終わった瞬間、スマホのスコアアプリで平均パット数まで確認する記録マニア
- ベストスコア更新がかかった終盤、急に無口になる人
夫婦や恋人同士のラウンドでは、このスコア申告が火種になることもあるようです。「今の1打多くない?」のひと言から空気が凍る、というのはよく聞く話で、ゴルフで夫婦喧嘩になりやすい場面と対処は別の記事で詳しく取り上げています。
スコアへの向き合い方は、数字との距離感そのものです。細かく数えて改善につなげる人もいれば、数字を気にしすぎて楽しさを見失う人もいます。どちらが正解ということはなく、自分がどちらに寄りやすいかを知っておくことが大切です。

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あるあるは「自分の崩れ方のクセ」を知る入り口
ここまで読んで、「自分はどのあるあるに当てはまるだろう」と考えた方も多いと思います。実は、その振り返りこそがスコアメイクの第一歩です。
ゴルフは1ラウンドで100回前後も「準備して、実行して、結果を受け止める」を繰り返すスポーツです。だからこそ、性格の傾向がプレーの随所に表れます。たとえば、
- ミスを引きずりやすい人は、ホール間の歩きで気持ちを切り替える合図を決めておく
- 強気で攻めすぎる人は、1ラウンドに使える「勝負どころ」の回数を先に決めておく
- 慎重になりすぎる人は、練習場で試した1本の素振りだけで打つと決めておく
というように、あるあるの裏にあるクセごとに対策は変わります。自分の傾向に合った楽しみ方を見つけたい方は、性格に合ったゴルフの楽しみ方を紹介した記事もあわせてどうぞ。
よくある質問
ゴルフで性格がわかるというのは本当ですか?
科学的に性格を判定できるという意味ではありませんが、ゴルフはミスやプレッシャーへの反応が繰り返し表に出るスポーツです。焦ったときの判断、失敗した後の切り替え方など、日常では隠れがちな傾向が観察しやすい場面が多い、という意味で「性格が出る」と言われています。
接待や商談の前にゴルフに誘われるのはなぜですか?
長い時間を一緒に過ごす中で、相手の判断の癖や気配りの仕方が自然と見えるからだと言われます。うまくいかない場面でどう振る舞うかは、仕事での付き合い方を考えるうえで参考になると考える人が多いようです。上手さよりも、マナーや同伴者への配慮が見られている場面といえます。
ミスを引きずりやすい性格は直せますか?
性格そのものを変える必要はありません。変えられるのは行動の手順です。ミスの後に深呼吸をする、歩きながら景色を見る、次の1打の目標だけを声に出すなど、切り替えの合図をあらかじめ決めておくと、引きずる時間を短くしやすくなります。
同伴者のあるあるが気になってイライラしてしまいます
他人のプレーぶりは変えられないので、「この人はこういうタイプ」と観察対象として眺めてしまうのがおすすめです。イライラは自分のリズムを崩す一番の原因になります。自分のルーティンに意識を戻すきっかけとして活用してみてください。
まとめ
- ゴルフのあるあるには、プレッシャーや失敗への反応という形で性格が表れます
- ティーショット前の仕草、ミス後のリアクション、スコアへの向き合い方は特に個性が出やすい場面です
- あるあるを笑い話で終わらせず、「自分の崩れ方のクセ」を知る入り口にするとスコアメイクに活きます
- クセがわかれば、切り替えの合図や攻め方のルールなど、自分に合った対策を立てられます
自分がどのタイプに当てはまるのか気になった方は、Golf Profiler(無料・約5分)で、自分のプレースタイルと崩れ方のクセを確認してみてください。次のラウンドで同伴者を観察するのが、きっとひとつの楽しみになるはずです。